ホーム > Testimonials (証) > Next Generation Team#2: Ishinomaki

Next Generation Team#2: Ishinomaki

6月24日、私たちネクストジェネレーションのチーム約30名がTBCを出発して、宮城県に向かった。バスの中で第1コリントの13章を読み、みんなで東京、埼玉、群馬、栃木、茨城、福島、通過するごとに祈る。
そして6月25日、いよいよクリーンアップの日。朝、みんなで集合してディボーションタイム。そのとき、ジョエル牧師の教えてくれた「私たちはボランティアではない。キリストがされたのと同じように人々にServeするため、Servantになるために来た」という言葉を心に刻む。その後、グループに分かれ、クリーンアップへ。私は小さな子どもたちが3人いる、エンドウさんのお宅へ。エンドウさんの家は、一階が津波に襲われ、泥だらけになっていたのを今までのミッションチームがこつこつと片付け続けて、私たちが行ったのがエンドウさん家の掃除の最終日だった。
外壁と梁、柱だけが残った一階の石膏のかけらや釘、泥を掃除。本当に、本来なら大工さんがするようなことを、人手と助けがなく、普通の奥さんがやらなければならない状況。エンドウさんの奥さんは疲れきった、あきらめたような表情だった。午後、片付けは終わったが、柱だけになった一階を見て、これからこの家族はどうしていくんだろう、という思いが消えなかった。それでも、家がきれいになった頃には、エンドウさんの顔にも、少し笑みが戻っていたように思った。クリーンアップの間に同じチームの姉妹が奥さんに福音をシェアしてくれた。

クリーンアップのあと、BBQの炊き出しへ。20人くらいが並ぶ。食事を待つ間、並んでいる人に話しかけようとするが、なかなか声を掛けられない。そのうち、小学5年生のHINAちゃんとAKARIちゃんに話しかけると、家でお姉さんが待っているというので、お姉さんの分の食事も持って、二人を家まで送って行くことになった。地震が起きる前は同じ小学校に通っていたというふたり。今は被害にあったふたりの学校は廃校が決まり、別々の学校に通っているという。お父さんやお母さんはどうしているの、と聞きそうになって、ぐっと言葉を飲みこむ。誰が助かって誰が亡くなったかなんて、安易に聞いてはいけない気がした。道々、二人に福音をシェアしていましたが、途中で家に着いてしまった。でも、二人とも初めてイエスさまの名前を聞くと言っていた。イエスさまが神様であることだけでも伝えられてよかった。
炊き出しの場所に戻り、小さな子どもを連れていた二人のフィリピン人の女性と話す事ができた。子どもたちのうち、お姉ちゃんのマナカちゃんを抱かせてもらい、ご飯を食べさせながら、マナカちゃんのママの友人のエリさんと話をする。カトリックだというので、「何か祈れることはありますか」と聞くと、それまでにこにこと話していたエリさんが一瞬言葉につまり、じっと前を見つめて、「早く元に戻るように。いつ元通りになるか分からないけど」と言った姿が強く心に残っている。そして、エリさんと祈って別れた。

最終日、炊き出し場のあったナカザトさんのお家で礼拝。なぜか前日から募っていた苛立ちがここへきてピークに。賛美も祈ることもできなかった。言葉が出てこなくて、今までエンドウさんやAKARIちゃんたち、他のママさんたちやエリさんから聞いたこと、たくさん目にした泥まみれの家、ピアノや炊飯器…そういうものが頭の中にあふれて、ただ涙ばかり流れた。礼拝でクリス牧師が、自分たちはボランティアやったんだって思いで高ぶらないようにと語ってくれたけど、私のうちには、何もできなかったと言う思いでいっぱいだった。掃除はした。炊き出しもやった。でもこの大きな災害の前では、何もできなかったに等しい、とただただ自分の無力さを感じた。こんなにたくさんの助けが必要とされているのに、何もできなかった。それがとても悲しかった。でもだからこそ、この地域や人々を救い、癒せるのは神様しかいない、ここに神様が必要だと思った。

そして、最後に一番被害の酷かった女川へ。そこは、戦場のような荒地が累々と続いていた。津波あとというより、爆心地という感じに破壊され尽くしている。ここに3ヶ月前には、亡くなった人たちの手足が転がっていたという。今は何が立っていたのか、土地の境目もまったく分からない瓦礫の山。

            だけど、ここに、この荒地の上に、神様の永遠の希望の光が灯ったら…と思った。

家や服や、豊かなくらしや、そういうものに隠されて、今までイエスさまを見つけられなかった人たちが、隠せるものが何もなくなったこの場所でなら、イエスさま、本当の希望の光が昇るのを見つけられるかもしれない。

エンドウさんの奥さんも、この地震で今まで見えなかったこと、アメリカや東京から自分たちを助けたいと思って来る人たちがいることも、こうなったから初めて見えるようになったと。今まで、人々が見つけることのできなかった本当の希望の光、イエス様がこの瓦礫の上にのぼり、瓦礫の中から、人々がそれを見出だせますように。
本当にそれだけが、無力な私にとっても唯一の希望だ。

「どうか、私たちの主イエスキリストと、私たちの父なる神、即ち私たちを愛し、恵みによって、永遠の慰めとすばらしい望みとを与えて下さった方ご自身が、あらゆる良いわざとことばとに進むよう、あなた方の心を慰め、強めて下さいますように。」
第2テサロニケ2:16~17    Testimonial by M.K.

カテゴリー:Testimonials (証)
  1. まだコメントはありません。
  1. No trackbacks yet.

コメントを残す

以下に詳細を記入するか、アイコンをクリックしてログインしてください。

WordPress.com ロゴ

WordPress.com アカウントを使ってコメントしています。 ログアウト / 変更 )

Twitter 画像

Twitter アカウントを使ってコメントしています。 ログアウト / 変更 )

Facebook の写真

Facebook アカウントを使ってコメントしています。 ログアウト / 変更 )

Google+ フォト

Google+ アカウントを使ってコメントしています。 ログアウト / 変更 )

%s と連携中

%d人のブロガーが「いいね」をつけました。